厄除け日記 (by Kばやし)

厄除けのように、好きなことを集めて書きます。 30代。 俳号は軽囃子(けいばやし)

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妻君が録画した「世界の果てまで行ってQ」を見ようとすると、「24時間テレビ」のクライマックス(最後の1時間)が画面に現れました。
「24時間テレビ」放送のため「世界の果てまで行ってQ」はお休み。
「残念だー」と、妻君はテレビを消そうとしました。

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私は、その録画を見ることにしました。
というのもテレビ画面の中に、みすぼらしいジイが登場し、「殿の、おなーりー!」と叫ぶや否や、殿が悠々と登場したからです。

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ジイ「皆のもの、頭が高い。控えい、控えい!」
(写真右から2人目がジイ。中央が殿)
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殿様「ジイ、おぬしミイラみたいじゃぞ。あまりカッカするでない」

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24時間テレビは、「感動の挑戦」という爆撃を延々続ける、持久戦のようなものスゴイ番組です。
カネと時間を惜しみなく使った、テレビ局の社運をかけた番組だと思われます。

この番組のクライマックスは、殿様(加山雄三)の歌と、毎年決まっているのです。

「いや〜、暇だったから、きのうからずっとテレビを見ていたね〜」(※これは本当に言っていました!)
無邪気な発言。

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アナウンサー(家臣)「殿、前座たちのステージが終わりました」
ジイ「下々のものに、お歌をご披露くださいませ」
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家臣たちに促され、舞台中央に招かれる殿。

「24時間テレビ」のクライマックスにあわせて、マラソンランナーがゴールし、殿様に花を添えるというのが、この番組のお約束。
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殿は気持ちよく熱唱。

しかし、マラソンランナーは番組終了時刻というのにゴールしません。
テレビ画面は、マラソンランナーの走る姿ばかり。
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つまり殿様の熱唱姿がテレビ画面にアップされないのです。
(殿は写真右下)

結局、ゴールしないまま、エンディングロールが流れ番組は終了。
ジイ「この不手際、面目ござりませぬ!腹を切る所存でござりまする」
殿「よく申した!苦しゅうないぞ」

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(おまけ1)
即身仏のような谷村新司を見て、数ヶ月前に読んだ週刊文春の興味深い記事を思い出しました。
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2018年11月29日号の中吊り

殿(加山雄三)が無邪気に、「おぬしの倅は、元気にしておるか?」だの「ジイは信心に篤うて、感心じゃ」(※谷村は怪しい霊能者に傾倒)だのと言ってくれるのではないかと、私は密かに楽しみにしていました。
もちろん、そのような発言はありませんでしたが。

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(おまけ2)


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(青森出張の続き)

仕事で五所川原までやってきました。
時間ができたので「立佞武多の館(たちねぷたのやかた)」を見学しました。

「ねぶた祭」と一括りで言われますが、「青森ねぶた」、「弘前ねぷた」など、地域によって違う形状の山車が出ます。
五所川原では、「たちねぷた」という巨大な山車が市街地を練り歩くことで知られています。
1800年過ぎには、ねぶたは巨大化が始まったそうです。
その後、大正時代になると町に電線が巡らされるようになり、再び小型化。
1990年代に「たちねぷた」は復活をします。

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「立佞武多の館」では、「たちねぷた」が展示されています。
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大迫力!
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覆い被さるような大きさの立ちねぷた!
エレベーターで4階に登ります。
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それでもまだ大きい!

見応えのある展示でした。

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ただ、私の写真では圧倒するような巨大さが伝わらないのが悔しい。
大きなキバをむき出しにする恐竜、長いしっぽを振り回す恐竜のような迫力だったのです。

ちなみに、恐竜と人間の大きさの差は・・・、
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「ドラえもん のび太と恐竜」より、首長竜とたわむれるのび太たち。

「恐竜図鑑」の恐竜と人間の大きさを比較するページを開いてみました。
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あらためて恐竜って大きいですね。

「たちねぷた」は全長22メートルといいます。
そこで、この図鑑に手書きの「たちねぷた」を並べてみました。
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「ほう!」
こんな巨大な「ねぷた」が練り歩く「立佞武多祭(たちねぷたまつり)」の日の五所川原の町は、リアル・ウルトラマンの世界です。

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「ドラえもん のび太と恐竜」の中に、恐竜ハンターという悪役が現れます。
タイムマシンで恐竜を捕獲し、金持ちに売り渡すという、恐竜を金儲けの道具にする輩です。
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恐竜ハンター
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恐竜ハンターの黒幕

立佞武多館にも「たちねぷた」を金儲けの道具にする輩を発見!
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たちねぷた祭の黒幕(パネル)

吉幾三氏には「立佞武多」という曲があり、祭りのテーマ曲になっているそうです。
青森の取引先とスナックへ行くと、必ず最後は『立佞武多』の大合唱になるのです。
ウィキペディアによると《毎年、祭りのスタート時には吉の乗った移動ステージ車が各山車を先導し、生の歌声を聞かせてくれるのが恒例となっている》。
吉幾三氏は、恐竜ハンターと違い、社会貢献をしていますね。

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ねぶた祭りは夏祭り。
ハリボテの山車は、巨大な提灯、あるいは、巨大な灯篭のようなものではないでしょうか。
お盆は、死者の魂が、この世に戻ってくる季節。
ねぶた祭りの山車の光は、無数の死者の霊魂の象徴のように感じます。

少し前の話。
恐山にいったときも、売店で吉幾三氏の名前を発見したのです。
恐山には、いたこがおり、亡くなった人と再会できる場所とされています。
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吉幾三氏の曲のカセットテープが販売されており、曲名は「約束   君に会いたくて」。
死者と再会する場所だけにトンチが効いてますね。

吉幾三氏は恐山の黒幕でもありました。

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おまけ1
「立佞武多」の合唱を目の当たりにしたときの話。

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小林旭コンサートに行った話(その2)です。
私の住む町にアキラコンサートが催され、最前列の真ん中の席で存分にアキラを浴びてきました。
 
 前回(http://kebayshi.blog.jp/archives/1074185608.htmlの続きです。
 
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曲と曲のあいだにアキラが語ったエピソードについて。

アキラは、ステージ上で美空ひばりとの馴れ初めを話し始めました。
(アキラとひばりは夫婦だった時期があります)
当時、日活のスターで映画撮影に追われる日々だったアキラ。
朝方、疲れて帰宅すると来客があったといいます。
「ひばりの父親代わりという人が来ましてね、『ひばりがあんたに惚れとる言うてるんや。結婚したったれや!』って言うんです」
もちろん、「ひばりの父親代わりの人」というのは、山口組三代目組長の田岡一雄です。
「疲れで頭が朦朧としていたんですかね、ひばりとはほとんど面識はなかったんですが『分かりました』と言ってたんですね」

円満な家庭生活を送るものの、数年後、二人は離婚をします。
離婚のきっかけもやはり、「ひばりの父親代わりの人がうちに来ましてね。『ひばりを世間の人に返したったれや』と。悔しくて泣きましたがね」

ひばりは一生懸命アキラに尽くしたそうです。
「いい女だったですね」
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ちなみにアキラの自伝「さすらい」によると、ひばりの母親は結婚に反対だったそうです。
《「加藤和枝(ひばりの本名)は嫁がせたけど、美空ひばりを嫁がせたつもりはないよ!」と言われた》とか。
強烈な義母に、アキラも苦労したんだなあ。
と思いきや、アキラは、ひばりの母の言葉に対し、《首から上が美空ひばりで、首から下が加藤和枝》と解釈したそうです。
最高です。
 
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こんなエピソードを話している最中に、アキラは右手を軽く振ります。
この小さな合図を見逃さず、バンドのメンバーはすぐさま演奏を始めます。
(ちなみに、ひばりのエピソードのあとの歌は「惚れた女が死んだ夜は」でした)
曲が終わると、またアキラはトーク。
MCの最中に再び小さく右手を振ると、再び演奏。
アキラの合図を絶対に見逃さないバンドのメンバーに、ピリピリした空気を感じました。
 
「小林旭読本」に、アキラと共演した東京スカパラダイスオーケストラ(バックバンド)の証言が載っています。
《我々とのリハーサル中に旭さんは汗をかいた。そしてお付きの人にTシャツを買いに行かせた。その時渡したのはなんと4万円。絶対に多すぎる。みんなそう思った。だがその人が帰ってくると2千円のお釣りを渡したというのだ。アルマーニのTシャツだったらしいが、なんと旭さんはその場でTシャツを着替え始めた。新しいTシャツを掴んで古いTシャツをそのままゴミ箱に捨てたというのだ。》
これぞ大スターの威嚇。バンドも恐れるわけですね。
 
《旭さんには三人の付き人がいた。スタジオでタオルを持つ男。ちり紙を持つ男。そしてゴミ箱を持つ男の三人だ。/旭さんは汗を拭きながらちり紙を要求した。そして鼻をかむとちり紙をほおった。その場に居た全員が戦慄とするなか、鮮やかにゴミ箱を持つ男がそのちり紙をナイスインさせたのだ。/緊張感が走るなか、(旭さんは)優雅にその場を立ち去るのだ。》
すばらしいエピソードです。
これを読んで、私はバックバンドがアキラの小さな合図も絶対に見逃さないということが理解できたのです。
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名著「小林旭読本」
 
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アキラのMCは続きます。
日本映画が斜陽時代になり、事業の失敗などで10億円をこえる莫大な借金を抱えたアキラ。
サイフの中はからっぽ。
コンサート会場へ移動する交通費にも苦労したとか。
 
そんなとき「昔の名前で出ています」が大ヒットしたのです。
この曲で借金を返済することができたそうです。
有線のリクエストで火がつき、起死回生の爆発的なヒット。
「多くの方が有線でリクエストしてくれましてね。1回リクエストすると10円かかるそうですよ。ありがたかったですね」
有線放送大賞のステージに招かれ、「昔の名前で出ています」を歌うことになったアキラ。
「会場のお客様の顔が10円玉に見えましてね。ありがたくて、歌っている最中に男泣きで歌えなかったことがありますがね」
感動秘話なのか、おもしろ話なのか、戸惑わせるところがアキラのスターたるゆえんです。
 
ちなみに、ウィキペディアによると、
《14億もの債務の一因として、ゴルフ場を経営したことも要因であった。自らもゴルフ好きだった小林は、「プロでも攻略に困るコースを作ろう」と乗り気だったが、それが災いして、客から敬遠されるゴルフ場となってしまった。》
《ジャンボ尾崎がいなかったら、プロゴルファーになってたね》というほど、ゴルフはうまかったそうですが、借金の遠因にもなってしまったという因果。
 
借金返済の感動秘話(?)のあと、アキラは「昔の名前で出ています」を歌いました。
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(アキラのツイッターより)
 
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「ダイナマイトが150屯」の話。
当時の歌謡曲としては異色(日本のロックンロールのルーツのような曲)だったこともあり、当初はレコードのB面だったそうですが、人気が爆発。
「この曲のおかげで『マイトガイ』というニックネームが浸透したんですがね」と得意顔のアキラ。
 
日活は、主演級の専属男優には「○○ガイ」と名付けて売り出しました。
アキラファンを自称する小林信彦先生が、やはりアキラファンの大瀧詠一のラジオ番組に出演した際、
「二谷英明の『ダンプガイ』ってのは気の毒だったですねえ(笑)ただアキラは、当時東京新聞でコラムを持っていたんですけど、自分の新作映画を観て『マイトガイついに涙す』って。そう書いてあったんスよ(笑)自分の映画で泣いて、しかも自分で『マイトガイ』だからね(笑)」
それを受けて、大瀧詠一は、
「『銀座旋風児』の歌詞は《生まれたときからマイトガイ》ですから(笑)」
スターにとって照れないというのは、大事な要素かもしれません。
また、大瀧詠一によると、
《(アキラは)「マイトGUY」をマイト“がい”と鼻濁音で発音している。東京っ子でお母さんが小唄や民謡のお師匠さんとくれば鼻濁音は普通なのだが、GUYは“ガイ”と濁音で発音するのが普通で、アキラはそれを堂々と鼻濁音で“がい”と歌っている。》(「小林旭読本」より)
これもいい話ですね。

アキラはステージで「ダイナマイトが150屯」を歌います。
 続けて、「アキラのソーラン節」、「アキラのダンチョネ節」、「アキラのツーレロ節」、「アキラのデカンショ」、「アキラのズンドコ節」、そして、「自動車ショー歌」を一気にメドレーで歌いました。
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♪ベンツにグロリア寝転んで〜♪
(アキラのツイッターより)

アキラはメドレーを余裕で歌いきり、息も切らさず、汗もかかず、水すら口にしないのです。
無尽蔵なスタミナに唖然としました。

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最後は手拍子で「熱き心に」で、大団円。
ありがとう、アキラ!
ありがとう、渡り鳥!
ありがとう、マイトガイ!

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(後日談)
なぜに私はアキラに惹かれるのか。
実家にいくとテーブルの上に、無造作に一枚のレコード。
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「アキラの童謡集」

「こんなレコードうちにあったの!?」

なんと私は知らぬ間に英才教育を受けていたのです。
♪どんぐりころころ どんくりこぉ↑♪
「こぉ↑」が、たまらなく感じてしまうのは洗脳の賜物かもしれません。


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小林旭コンサートに行った話の本編(その1)です。

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私の住む町にアキラがやってきました。チケットを取ると最前列の真ん中の席でした。

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コンサート当日のこと。

そろそろ開演時間。私は
座席に向かいました。
最前列中央の席に着くと、ステージは手が届くほどの距離でした。
うしろを振り向くと、上の席までいっぱいのお客さん。
会場は白髪で真っ白です(冗談)。
(もしかしたら私は会場で最年少だったかもしれません。)

両隣には、長年のアキラファンとおぼしき人生の先輩たち。
ペンライトを振りながらアキラの登場を待っていました。

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会場にブザーが鳴り、ゆっくりカーテンが上がります。
すると、分厚い体の男が現れ、一礼。
「こんにちは、小林旭です」
1メートルほど前にアキラ登場!
渡り鳥です。マイトガイです。
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(BSのテレビ番組より)

アキラは、真っ白な上下のスーツ姿。
スーツの下は、テカテカ光沢のある紫のYシャツ。
「止まれ」の道路標識ほど大きな三角形のシャツの襟。若々しく胸元までボタンは外しています。
足もとは、真珠のように硬そうでピカピカ光る白い革靴。
無礼なギャングなんぞ、この靴で一蹴です。
岩のような手で、マイクを持っています。

アキラは「お忙しい中お時間を割いて下さり、有り難うございます。感謝します」と、渋い声で第一声を発しました。

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歌が始まります。
声量もキーも昔のまま。
モニターなどなく、歌詞や段取りもバッチリ頭の中に入っています。
「80才になりました」という言葉がとても信じられません。

歌の合間に、ありし日の映画界の話をするアキラ。
「日活は、石原裕次郎と小林旭で売っていたんですがね」
当時、映画会社にはスターが二人ずついました。
「スターと言われた人は小林旭以外もう誰もいません。時代は変わりましたね」と、しみじみ。
確かに、スターと呼ばれた人はみんな亡くなっています。
「80才にもなると寂しくなりますがね・・・」
長く生きることで知りえた人生の不条理や真理を語るのか、と思いきや、
「80才ですがね、8を横にすると無限(∞)になるんですってね。これ以上は年をとらず同じところに戻ってくる。有り難いですよ」とのこと。
大まじめな発言なのか、冗談なのか一瞬戸惑いました。
もちろん、大まじめな発言です。
アキラの魅力は∞です。

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アキラが自身の半生を語った本(「さすらい」)に、自筆の座右の銘の写真が載っています。
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《人の世は 山坂多き旅の道 上る苦もあり 下るら苦あり 旭》
「楽」を「ら苦」と書くあたり。
大まじめなのかユーモアなのか分からないセンス。
無論、大まじめですが。
そういうところがたまりません。
(「小林旭読本」という本の中で、小林旭の大ファンを自称する小林信彦先生もこの座右の銘に大爆笑しています)

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「ら苦」の座右の銘や、80才の感慨を∞と言ったアキラを目の当たりにして思い出した話があります。

映画評論家の西脇英夫いわく、
《旭という俳優を知れば知るほど、不思議な逸材であることに驚かされる。どれほど突っ込んだ取材をしても、映画論どころか、独自の演技論も、しかつめらしい人生論も、誇らしげな成功秘話も出てこない。気負いもなければこだわりもなく、欲もなければ雑念もない。》
確かに(笑)。
これはアキラへの絶賛です。

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小林旭のコンサートの前半は、最近の曲を中心に、息も切らずに何曲も歌っていきます。
目の前のアキラを見上げながら、手が届きそうな距離に憧れのアキラがいるというのが信じられません。
マイクを持つ分厚い手を見ながら、「民暴の帝王」という映画のことを思い出していた私。
映画「民暴の帝王」の主役はアキラ。
ヤクザの親分を演じています。
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映画の中で料亭で談笑するアキラ
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目の前にいる相手の言葉にキレるアキラ。
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アキラの目の前にグラスがあります。
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バーン!
紙風船のようにグラスをペシャンコに潰すアキラ。
嘘だろ~。
(グラスをペシャンコにするのはギャグなんかではありません。アキラは無論、大まじめ!)

万が一、私がコンサート中に居眠りなどした日には、私に向かってアキラの分厚い手が振り下ろされるのではないか・・・。
ペシャンコになったグラスの二の舞になるのではないか・・・。
恐ろしくなりました。

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アキラの自伝の「さすらい」によると、日活の駆け出し時代、先輩たちに酷いイジメを受けていたのだとか。
キレたアキラは、自宅にあった日本刀を持って撮影所の入口で待ち伏せし、気にくわない先輩たちを斬ろうとしたそうです。
(先輩は裏口から逃げて、事なきをえました)
《本当に斬っていたら、それはそれで別の道に進んでいたかもしれないね》
アキラの気性を知っていた私は、緊張感を持ってアキラのステージを楽しみましたよ。

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またアキラの歌はもちろん、MCも楽しく聞きました。
「つくづく石原裕次郎はスターだったですね」
裕次郎と自身の資質を比較をするのかなと思いきや、
「裕次郎はビールを飲みながら撮影所に来ましてね。神聖な撮影所でビールを飲んでいても裕次郎にはスタッフは何も言わない。そのうち石原軍団なんていう連中もくっついて、一緒になってビールを飲んでましたがね。こっちはマジメなタチで、不器用でしたからいつも一人でしたね。かかってくるならやってやるぞ!っていう感じでしたがね」
まいったか!というような、アキラは余裕の表情。
すごいなあ。
理屈を語らず、最後は腕っぷしの話になるところが、つくづくスターですね。

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ちなみに、自伝の「さすらい」のあとがきに、
《本当に人間の世界は奇妙なものだ》とアキラは書いています。
やっと、深い話をするのかと思いきや、
この世界には《男と女があり、凸と凹があり、凸は凹を追い求め、凹は凸を受けとめて、繁殖を繰り返し、苦しみ、悲しみ、喜び、笑い、泣き・・・》
おそるべき世界観です。
そして最後は、
《行けるところまで行かせてもらうよ》
しびれます。

脱線し過ぎました。

コンサートのさらに痺れる後半(その2)は、また次回書きます。

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小林旭のコンサートへ行った話。
アキラコンサートの主催は、夢グループ(謎の組織)。

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私のチケットは、なんと最前列の真ん中の席!
わくわくするじゃありませんか。
コンサートの何日も前から童謡のお正月のように「♪もういくつ寝るとマイトガイ~♪」と口ずさんでしまうほどでした。
 
季節はずれの寒風が吹く中、アキラに全く興味のない妻君を伴い、会場へ向かいます。
妻君は「私たち以外にお客さんはいるかしら?」とワクワクしている私に冷や水を浴びせます。
 
コンサート会場の市立芸術館に着くと、お客さんでごった返しています。
お客さんの年齢層は、人生経験をみっちり積んだご年配ばかり。
三十路の我々は最年少かもしれないと思いました。
病院の待合室を彷彿とさせる会場のロビーで、アキラ人気を誇らしく感じた私。
私「どうだ!!」
妻君「スゴイね・・・」
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会場の整理や、チラシ配布、グッズ販売などは夢グループのスタッフが行っていました。
なんで市立芸術館のスタッフでなく、夢グループのスタッフと断言できるのか。
それは、ことごとく夢グループのスタッフがキャバレーの呼び込みのような風体なのです。
この雰囲気もたまらないなあ。
 
アキラグッズをチェック。
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アキラシャツ。
《本人もご愛用》とのこと。
ホントかなあ?
 
アキラTシャツには「アキラ(Akira)」の頭文字である「A」に羽根をつけたイラスト(マーク)がデザインされています。
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ちなみにこちらは浜崎あゆみのロゴマーク。
アキラマークは、あゆマークとほとんど同じというか、ずいぶん影響を受けています。
ただ、アキラマークの脇には、毛筆で「Akira Kobayashi 80th」と書かれています。
アキラは80才だ!まいったか!と、あゆファンに宣戦布告(差別化)しています。
(ご年配のアキラファンは、あゆマークとの類似性に気がつくはずもありませんが)
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私は、アキラマグカップをゲット。
若いアキラから、現在のアキラまで何枚もの写真がプリントされているマグカップです。
これで飲む、焼酎のお湯割りはおいしいだろうなあ。
(コーヒーも美味しいと思いますよ)
 
アキラ直筆の「一心不乱」の文字がプリントされたマグカップもありましたが、こちらは買いませんでした。
(売店の人いわく「一心不乱は、アキラさんの座右の銘ですよ〜」とのこと)
 
妻君は、アキラ手鏡を購入。
500円でした。
妻君「カッコイイねー」
どうやら、夢グループの魔法にかかったようです。
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それから「アキラ飴」をゲット。
浅田飴のようなブリキの缶に入っています。
さくら味ときんかん味、2缶セットで500円というお得な逸品。
この飴を舐めると、アキラのように健康でパワフルになる気がします。
いつの間にか私も夢グループの魔法にかかっていました。
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アキラカレンダーは、半額処分セール。
1000円のところ、いまだけ500円!
夢の必殺技、「極端な値引き」をアキラコンサートの会場でも拝見することができました。
半額だなんて絶対に買うべきです。
しかしこのカレンダーについては入手済みでしたので買わずに帰りました。
 
わが家のアキラカレンダーはこっそりと貼られています。
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「アキラカレンダーは目立つところに貼らないように!」という妻君の厳命があったため。
このカレンダーを貼ると、家の魔除けになります。
ちなみに、11月3日は何の日か知っていますか?
文化の日?違いますよ。
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「小林旭の誕生日」です。
 
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コンサートが始まります。
最前列で、アキラのパフォーマンスを堪能し痺れまくったという話は改めてブログに書きたいと思います。
 
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コンサートの後日談。
私の携帯電話に知らない番号から着信がありました。
いぶかしがりながら電話に出ると、女性の声で「夢グループです。Kばやしさんですか?」
私「はい」
女性「いまだけですが、高麗人参のカプセルを特別価格で販売していますが、いかがですか?」
 
せっかくのおすすめでしたが、丁重にお断りしました。
ただ、夢グループがファンの体調を心配し、アフターフォローまでしてくれるという姿勢に感心したのです。
 
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